プロのスポーツ選手に限らず私たちにも肉離れは起こりえます。 肉離れとは急な筋肉の収縮によって筋膜や筋繊維が損傷するケガのことを指します。 こむらがえりや筋肉痛とよく間違われやすいのですが、この3つの症状は筋肉のケガ3種と呼ばれています。 筋肉に痛みを感じたら筋肉のケガ3種のうちどれに該当するのか、原因は何なのか考えると対処の助けにもなります。肉離れの原因と予防を詳しく解説しています。

肉離れを早く治すための5つの秘訣|原因と予防法を知っておこう!

肉離れとは何?こむらがえり、足がつるのと何が違うの?

プロのスポーツ選手に限らず、スポーツをする限り私たちにも肉離れは起こりえます。そもそも肉離れとは何か、と言いますと急な筋肉の収縮によって筋膜や筋繊維が損傷するケガのことを指します。このとき起こる筋・腱断裂によって運動機能に障害が現れ痛みを感じるだけでなく、程度のひどい肉離れでは目視できるほどに著名な陥凹を大きな筋肉に認めます。これは筋・腱断裂によって一部だけ損傷し、しかし周囲は健在であるため周囲に比べて凹んで見えるのです。
この肉離れとは混ざりやすい筋肉のケガにこむらがえりがあります。こむらがえり、つまり足がつるとの違いは肉離れが筋や腱を痛めているのに対し、こむらがえりでは筋組織に機械的な障害は見受けられません。足がつった状態というのはふくらはぎの筋肉を動かしている細胞外液のカルシウムやマグネシウムなどのイオンバランスが崩れることによって、動かしたいけれど動かせない状態に陥り、そのため痛みと運動障害を訴えます。一般には運動をするなどして汗をかきすぎた後や水分補給がされない睡眠時などに多く起こります。
さらに、肉離れのように筋肉が痛むものに筋肉痛がありますが、筋肉周辺の循環障害、筋繊維が傷ついていないという点で肉離れとは異なる、むしろ足がつるという状態に似ていることが分かります。では筋肉痛と足がつるとの違いは何か、と言いますと筋肉痛は筋の運動に際して溜まった代謝成分である乳酸が溜まって起きると言います。自動車で例えれば排ガスのようなものですのでため込むのは良くないですが、こむらがえりとは異なりカルシウムイオン不足でそもそも動けないのではなく、動くための材料には事欠かない状態であるため。筋肉は痛むものの運動障害はあまり起こりません。
筋肉のケガ3種を紹介しましたが、足がつる、あるいは筋肉痛は体の構造的にはどこも壊れてはいないので視覚的にも分かりづらく、酷い程度の肉離れは皮膚の上から見ても分かるという点で特徴的です。筋肉に痛みを感じたら筋肉のケガ3種のうちどれに該当するのか、原因は何なのか考えると対処の助けにもなります。